嵐山・松尾・太秦
光源氏のモデルが住んだ清凉寺
清凉寺は、平安時代初期の貴族で「源氏物語」の光源氏のモデル・源融の山荘跡に建てられました。
山荘「棲霞観」(せいかかん)は、寛平7年(895)源融に顔を似せた阿弥陀如来像を祀り、棲霞寺へと代わります。天慶8年(945)には釈迦如来像を安置する堂を、重明親王のお妃から寄進されました。
その後、37歳の釈迦の姿を再現した釈迦如来立像を中国の仏師に模刻させて、永延元年(987)に奝然(ちょうねん)上人が日本に持ち帰ります。その像をおさめるための寺の建立を目指しましたが、志半ばで他界。弟子の盛算(せいさん)が遺志を継ぎ、棲霞寺の釈迦堂に安置して、清凉寺となります。昭和28年(1953)、釈迦如来立像の体内に、五色の絹による内臓模型(五臓六腑)があることがわかりました。現在の本堂である釈迦堂は、元禄14年(1701)に江戸幕府の5代将軍・徳川綱吉や母の桂昌院などが再建したものです。毎月8日と4・5・10・11月のみ、釈迦如来立像は公開されています。
境内には、多宝塔の横に建つ「法然上人求道青年像」や弘法大師が南都八宗の僧を論破した八宗論池(はちしゅうろんち)なども。薬師寺脇の「生の六道」石碑は、平安時代に小野篁が冥土と往復していた時に戻ってきた場所といわれているそう。
清凉寺では、4月上旬には三大念仏狂言の一つである嵯峨大念仏狂言を開催しています。
- 正式名称
- 清凉寺(せいりょうじ)
- 拝観・開館時間
- 本堂・庭園:通常期:9:00~16:00
4・5・10・11月:9:00~17:00
霊宝館:4・5・10・11月のみ:9:00~17:00
- 住所
- 京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
- TEL
- 075-861-0343
- 拝観料
- 本堂:
大人 400円
高校生 300円
中学生 300円
子ども 200円
共通券(本堂・庭園・霊宝館):
大人 700円
高校生 500円
中学生 500円
子ども 300円
- 休日・休館
- 無休
- 交通案内
- 京福電車 嵐山駅下車 徒歩約15分
市バス・京都バス 嵯峨釈迦堂前バス停下車 徒歩約1分
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