【2024年京都】オススメお花見スポット！人気ランキング

京都には数多く桜を楽しめるスポットが点在しています。有名な自社仏閣の境内には、ほぼ桜の木があるといっても過言ではないかもしれません。そして、市内外には、自然豊かな場所も多くあり、その中には人気のお花見スポットがあります。その中から、ぜひオススメしたいお花見スポットをご紹介したいと思います。

淀川河川公園背割堤地区

ひと昔前までは、地元の方を中心に親しまれていた場所ですが、ここもいつの間にか知名度があがり、多くの方が足を運ぶようになりました。木津川と宇治川を分ける背割堤は、市内中心部に住んでいる方からするとパノラマの大自然！目の前に広がる芝生の緑と200本以上の桜は圧巻です！堤の左右を咲き誇る桜のアーチを約1.4キロに欠けて楽しむことができます。レジャーシートを広げて、花見をしながら、お弁当を楽しむ方もたくさんいらっしゃいます。

蹴上インクライン

明治時代に、船を蹴上から南禅寺の間を往復させる為に建設された鉄道の廃線跡。今はもう活用されていないその場所は、時間が止まったまま。そのノスタルジックな雰囲気を感じながら楽しめる約90本ソメイヨシノ。本数こそ他の人気お花見スポットより少ないですが、他では感じることができない場所を訪れてみたい方にはオススメです。

哲学の道 ～春には関桜のトンネルを形成～

哲学の道は、南は熊野若王子神社から北は銀閣寺まで続く、琵琶湖疎水沿いの約1.5キロの細道です。「善の研究」の著書で知られる、京都大学教授だった哲学者の西田幾多郎がこの道を散策したことから命名されました…

哲学の道

ここは、「日本の道100選」にも選ばれている琵琶湖疏水分線に沿った歩道です。約450本もの桜が咲き誇る道を川のせせらぎに耳を傾けながら、ゆっくり楽しむことができます。南禅寺、或いは、岡崎疎水からお花見コースを計画するのも良いでしょう。地元の人気レストランやおしゃれなカフェで休憩しながら、京都の雰囲気を満喫しましょう。

祇園白川

誰もがイメージする風情ある京都の姿がここにあります。白川のせせらぎと石畳、そして、伝統的な家屋である京町家の格子戸が情緒あふれる空間を形成しています。春になるとこの空間に美しい桜が咲き誇り、その姿を楽しもうと多くの方が足を運びます。京都らしい写真を撮影したい方にはオススメのスポットです。河川敷や山々と違い、整備された美しい空間と伝統の調和も魅力のひとつです。

仁和寺の御室桜

京都で最も桜の開花が遅いと言われている場所。888年に創建され、門跡寺院として栄えた歴史を持つ、格式のある寺院である仁和寺。こちらの桜の特徴は、樹高が低いところです。低い物だと２メートル前後である為、桜を見上げるのではなく、ほぼ目の高さで楽しむことが出来ます。五重塔と満開の桜のコラボレーションは圧巻です！

仁和寺 ～遅咲きの御室桜～

仁和寺は、光孝天皇の時代に「西山御願寺」として建立を開始し、仁和4年（888）、宇多天皇の時代に完成したお寺です。仁和寺という名前は、年号であった仁和からとられました。「古都京都の文化財」の構成要素と…

岡崎疏水

京都で水上から桜を満喫できるのは、岡崎疏水と嵐山でしょうか。嵐山は比較的開けた場所で自然全体を楽しむのに対して、岡崎疏水はターゲットを桜に絞って楽しめる点が違いかなと思っています。期間限定の「十石舟めぐり」は、南禅寺舟溜り乗船場から夷川ダムまで、往復約３キロを25分程かけて運航します。両岸に咲き誇る桜の中を船で進むのは、とても爽快です。夜の桜回廊ライトアップも必見です！

円山公園

桜の季節だけでなく、１年を通じてたくさんの人が訪れる場所でもあります。ここのオススメしたい理由はなんといっても、シダレザクラ！普段よく目にする桜はソメイヨシノと呼ばれるもので樹齢は60年程、しかし、シダレザクラは寿命が長い木だと300年も生きると言われています。先代の桜は200年、そして現在の桜は大凡90年になります。桜の美しさだけではなく、自然の力強さも感じさせてもらえる、まさにパワースポットです。夜間のライトアップでは、このシダレザクラが幻想的な雰囲気を醸し出します。

玉川堤一帯

多数の歌人に詠まれた桜の名所！駅からすぐという立地ながら、自然を満喫できるスポットとして人気です！「平成の名水百選」に選ばれた玉川。両堤に約500本のソメイヨシノを眺めながら1.5キロほど歩きます。周辺に点在する史跡を散策しながらウォーキングを楽しむのもオススメです。４月中旬頃には黄金色に咲く5,000株ものヤマブキが花を咲かせます。

原谷苑

花、花、花、まさに百花繚乱という言葉がピッタリのこの場所。敷地内には約450本のさまざまな種類の桜が植えられています。この地を訪れる方の目的は紅しだれ桜！桜のシャワーを浴びているようだと表現する方がいる程の迫力です。右も左も、空を見ても桜、桜に包まれて過ごすひとときを満喫するならここで間違いなしですね。

清水寺

総合力を考えるとこの場所も外せないですね。まず、世界遺産であり、参拝ができて、また、道中の町並みも楽しめる。さらに、境内には約1,500本もの桜が咲き誇ります。有名なのは、清水の舞台から望む桜、位置を変えて、清水の舞台と桜を見るのも良いですね！三重塔や放生池など、他にも見どころがあるものオススメポイントです。

清水寺 ～四季を通して楽しめる世界文化遺産～

清水寺は、のちに延鎮上人（えんちんしょうにん）となる賢心が、宝亀9（778）音羽の滝を訪れ、滝上の草庵に霊木から彫った千手観音像を祀ったことから始まります。その後、坂上田村麻呂が長岡京の紫宸殿を寄進。…