祇園・東山・四条
青不動と3つの庭園がある青蓮院(青蓮院門跡)
青蓮院 (青蓮院門跡)は、最澄が僧侶の住坊「青蓮坊(しょうれんぼう)」を比叡山延暦寺に作ったことがはじまり。
平安時代末、行玄の時代に京都に移転し、青蓮院と代わります。また、鳥羽上皇の第7皇子が青蓮院 に入り、門跡寺院 となりました。
「愚管抄」という歴史書を書いたことで知られる3代目の門主・慈円。親鸞聖人が9歳の時に慈円のもとで得度したため浄土真宗とは縁が深く、境内には親鸞聖人が得度した際の髪を祀る植髪堂(うえかみどう)もあります。
伏見天皇(在位1287~1298)の皇子であった17代目の尊円法親王は、書道・青蓮院流(御家流)の開祖です。青蓮院流の書体は、公文書にも使われています。
その後、室町幕府の6代将軍・足利義教も、義円という名前で青蓮院にいた時期がありました。本願寺が末寺だった時期には、蓮如がこの場所で得度しています。
天明8年(1788)、京都御所が炎上した際には後桜町上皇の仮御所として使われました。そのため、「粟田御所」という別名も。江戸時代には、徳川氏のため知恩院に土地を召し上げられましたが、現在も境内は約1万坪の広さをほこります。
室町時代に相阿弥によって造られた庭は、粟田山を借景とした龍心池を中心とする池泉回遊式庭園です。
小堀遠州による「霧島の庭」では、初夏にはキリシマツツジ、秋には紅葉を楽しむことができます。
明治26年(1893)の火事により、多くの建物は焼失しました。
宸殿は、もともと東福門院(後水尾天皇の皇女)の御所を移転したものでしたが、その後、再興されています。親鸞聖人が得度をした場所なので「お得度の間」とも呼ばれています。
青い不動明王像・青不動明王二童子(あおふどうみょうおうにどうじ)像には、世の中や人の心の迷いをなくすご利益があります。日本3不動の1つです。本堂・熾盛光堂(しじょうこうどう)の裏堂に、青不動明王二童子の複製が祀られています。
- 正式名称
- 青蓮院(しょうれんいん)
- 拝観・開館時間
- 9:00~17:00(受付終了:16:30)
春・秋の夜間特別拝観時:18:00~22:00(受付終了:21:30)
- 住所
- 京都市東山区粟田口三条坊町69-1
- TEL
- 075-561-2345
- 拝観料
- 大人 500円
高校生 400円
中学生 400円
小学生 200円
夜間特別拝観(昼夜入れ替え制):
大人: 800円
高校生:400円
中学生:400円
小学生:400円
- 休日・休館
- 無休
- 交通案内
- 地下鉄東西線 東山駅下車 徒歩約5分
市バス 神宮道バス停下車 徒歩約3分
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