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一乗寺・北山

3つの庭園からなる広大な修学院離宮

3つの庭園からなる広大な修学院離宮

修学院離宮は、幕府の援助により明暦2年(1656)から万治2年(1659)にかけて造られた、後水尾(ごみずのお)上皇の山荘です。修学院離宮の木や場所の選定は後水尾上皇が自ら行いました。比叡山の西に位置する、広さ54万5000平方メートルの起伏にとんだ庭園です。文政7年(1824)に改修されました。

修学院離宮は、上御茶屋(かみのおちゃや)、中御茶屋(なかのおちゃや)、下御茶屋(しものおちゃや)の3つの庭を松並木で結んだ庭園です。御茶屋は離宮を意味します。

出入口となっている下御茶屋にある寿月観(じゅげつかん)は、文政7年(1824)に改築された杮葺(こけらぶき)数寄屋造りの建物で、3つの間からなります。

中御茶屋(なかのおちゃや)は、明治17年(1884)、かつては後水尾上皇の皇女・朱宮(あけのみや)の御所だった尼寺・林丘寺(りんきゅうじ)の半分が宮内省に返還されたことで、修学院離宮の一部となりました。

中御茶屋の客殿は、後水尾上皇の皇后だった東福門院の女院御所にあった奥対面所を移築したもので、その中の霞棚は日本三名棚の一つといわれています。

上御茶屋(かみのおちゃや)の茶室・隣雲亭(りんうんてい)からは、修学院離宮の中で一番高い位置にあるため、京都の町を一望できます。浴龍池にかかる千歳橋は、文政7年(1824)に京都所司代から献上されたものです。

修学院離宮は通常の施設と異なり、1日の参観人数が限られています。見学される際には、宮内庁ホームページか往復はがきで申し込みをするか、窓口で受付または先着順で整理券を受けとる必要があります。詳しくは、宮内庁ホームページでご確認ください。

正式名称
修学院離宮(しゅうがくいんりきゅう)
拝観・開館時間
参観開始時間(所要時間約1時間20分):9:00、10:00、11:00、13:30、15:00  
住所
京都市左京区修学院薮添
TEL
075-211-1215(宮内庁京都事務所参観係)
拝観料
無料(18歳未満入場不可)

当日の整理券は11:00から配布
(詳細は8:30に窓口か宮内庁ホームページで確認が可能)
休日・休館
月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月28日~1月4日)
行事開催日など
交通案内
叡山電車 修学院駅下車      徒歩約20分
市バス  修学院離宮道バス停下車 徒歩約15分

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