2024年秋！無料で絶景が楽しめるお得な紅葉スポット

京都の紅葉をあちこちハシゴすると、拝観料などで旅費がかさみがちですよね。
そんなときにおすすめなのが無料で楽しめる紅葉スポット。
リーズナブルながらも絶景な紅葉の数々、ぜひご堪能ください。

山門を彩る紅葉の美しさ！「金戒光明寺」

最初にご紹介するのは岡崎界隈に鎮座する「金戒光明寺」。
新撰組発祥の地としても知られるこちらのお寺では、真っ赤な紅葉に彩られた風格ある山門を臨むことができます。
他にも参道や御影堂など、紅葉と古寺ならではの風景を満喫できる場所は境内のあちこちに。
こちらは有料になりますが、庭園「紫雲の庭」で見られる紅葉も風情がありおすすめです。

黒谷さん・金戒光明寺

金戒光明寺は、承安5年（1175）法然上人が比叡山から下りて初めて草庵を結んだ地で、「新黒谷」と呼ばれていました。黒谷とは、大黒天の出現した場所という意味です。法然上人が修行した比叡山西塔の青龍寺は、…

気軽に楽しめる紅葉の名所「京都御苑」

「京都御苑」は天皇の住まいであった京都御所を囲む公園ですが、現在は京都市民の憩いの場として一般に開放されています。
65ヘクタールにも及ぶ広大な敷地に立ち並んだ木々が秋に御苑を赤く染め上げる様子は、市民・観光客問わず一度は見てほしいもの。
苑内にはベンチも設置されているため散策途中の休憩もできる他、座りながらのんびりと紅葉を鑑賞することも可能です。
散歩や運動がてらに紅葉を味わうことができるので、気軽な気持ちで訪れてみてくださいね。

山で感じる京都の秋「大原野神社」

京都・洛西に位置する「大原野神社」は、奈良の春日大社に連なることから「京春日」の別称も持つ歴史ある神社です。
アクセスはなかなか難しいですがその代わりに参拝者の数が比較的少なく、人混みを避けて紅葉を楽しみたい方にはぴったり。
中でも朱色の鳥居と社殿、そしてその周囲を赤い紅葉が華やがせる光景の美しさは、思わず言葉を失ってしまうほど。
山に近い場所にあることも相まって、より京都の秋を深く感じられるスポットです。

静かに紅葉を鑑賞するのなら「赤山禅院」

比叡山延暦寺の塔頭であり、京都御所の表鬼門を守護する方除けの神「赤山禅院」。
どことなくエキゾチックな雰囲気を感じるこのお寺は紅葉の赤がよく似合います。
洛北の閑静な地域に位置することもあり、混雑が起こりづらいこともFunJapoのイチ押しポイント。
境内で授与されているとってもキュートな「福禄寿神のお姿おみくじ」をいただいて、紅葉との共演ショットを狙うのもいいかもしれません。

赤山禅院の泰山府君祭～大阿闍梨による加持・祈祷～

赤山禅院は、比叡山延暦寺の三世・慈覚大師円仁の遺言により、仁和4年（888）、塔頭の1つとして建てられました。赤山禅院の御祭神である泰山府君は中国の泰山に住む道教の神様で、陰陽道の祖神（おやがみ）です…

朱色の鳥居×紅葉の絶景「吉田神社」

関西の頭脳・京都大学のほど近くに鎮座するのがここ「吉田神社」です。
こちらの神社では山そのものが境内になっており、本宮や参道の階段などさまざまな場所で紅葉を楽しむことができます。
特にご覧いただきたいのは、山頂付近にある末社「竹中稲荷社」のエリア。
稲荷特有の連なった鳥居に木々や落ち葉の紅葉が映え、一幅の絵画のような光景となっていますよ。

紅葉は赤だけじゃない！黄金色のイチョウ「西本願寺」

「西本願寺」は東本願寺と共に名を馳せる浄土真宗の寺院で、京都駅からアクセスが近い観光地としても知られています。
西本願寺で秋に見頃となる紅葉は、紅葉（こうよう）と言っても赤いモミジではなく黄金色のイチョウ。
このイチョウは天然記念物にも指定されており、太く横に伸びる見事な枝振りと秋に見せる美しい色づきは見るものを圧倒します。
「赤いモミジ以外の紅葉も楽しみたい！」そんな方にはぜひ訪れてほしい名所です。

西本願寺 ～桃山時代の名建築と枯山水の庭園～

西本願寺は浄土真宗本願寺派の本山で、文永9年（1272）、親鸞聖人の末娘である覚信尼（かくしんに）が東山大谷に親鸞聖人の廟堂を造ったことがはじまり。覚信尼の孫である3代目の覚如（かくにょ）上人のときに…

青空映える池、華やがせる紅葉の赤「大覚寺」

京都の有名エリア・嵐山の中心地から少し離れた場所にある「大覚寺」。
こちらでおすすめする紅葉スポットは寺院の中ではなく、すぐ側に位置する「大沢池」にあります。
雄大な池の周りを取り囲むように紅葉が色づく景色は、その美観から某有名京都観光キャンペーンでも紹介されたほど。
池の周囲をゆっくり散策しつつさまざまな場所・角度から紅葉を愛でれば、あなただけのお気に入りの光景が見つかることでしょう。

月見のための池がある大本山 大覚寺

大本山 大覚寺は、嵯峨天皇の離宮だった「嵯峨院」を、貞観18年（876）に皇女・正子内親王が仏寺にしたことに始まります。僧になっていた孫の恒貞親王（つねさだしんのう）が初代をつとめました。真言宗大覚寺…

無料であっても負けず劣らずの美しさを魅せる京都の紅葉。
お財布と相談しながら、各地の絶景スポットを巡りたいところですね。