イベント情報

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下鴨神社・上賀茂神社の賀茂祭(葵祭)~平安朝を今に再現~ 

下鴨神社・上賀茂神社の賀茂祭(葵祭)~平安朝を今に再現~  下鴨神社・上賀茂神社の賀茂祭(葵祭)~平安朝を今に再現~  下鴨神社・上賀茂神社の賀茂祭(葵祭)~平安朝を今に再現~ 
下鴨神社・上賀茂神社の賀茂祭(葵祭)~平安朝を今に再現~  下鴨神社・上賀茂神社の賀茂祭(葵祭)~平安朝を今に再現~  下鴨神社・上賀茂神社の賀茂祭(葵祭)~平安朝を今に再現~ 

京都3大祭りの1つである賀茂祭(葵祭)は、上賀茂神社と下鴨神社のお祭りです。

賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)を祀る上賀茂神社と賀茂別雷命の母・玉依媛命(たまよりひめのみこと)と祖父・賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)を祀る下鴨神社は8世紀ころまでは1つの神社で、現在の上賀茂神社の場所にあり、賀茂氏が代々神職をつとめてきました。「方丈記」で知られる鴨長明や国学者・賀茂真淵も賀茂一族です。

賀茂祭は天下泰平・五穀豊穣祈願の祭りとして、6世紀の欽明天皇の時代に始まりました。弘仁10年(819)、天皇のご命令で行われる勅祭に選ばれます。現在は春日祭・石清水祭と共に3大勅祭の1つにもなっています。葵祭という名前は、元禄7年(1694)以降、お祭りの参加者が二葉葵と桂を身に着けることにちなんでつけられました。

賀茂祭(葵祭)のメインイベントである路頭の儀は、10世紀後半に始まりました。平安装束を身に着けた500名以上、牛車や馬など約1キロの行列が、京都御所から下鴨神社、上賀茂神社へと約8キロを移動します。

新暦が導入されるまでは旧暦4月の2番目の酉の日に開催されていましたが、現在は5月15日に行われています。路頭の儀は、応仁の乱から元禄7年(1694)まで、明治のはじめ、第二次世界大戦から戦後にかけての期間、中断されていました。

5月15日には、もともと京都御所での宮中の儀、路頭の儀、下鴨神社と上賀茂神社での社頭の儀がセットで行われていましたが、現在は宮中の儀は行われていません。

路頭の儀は、勅使代を中心にした本列と斎王代を中心にした斎王代列(女人列)からなります。勅使(近衛使)は、天皇の代わりに下鴨神社と上賀茂神社に神へのお供え物である幣(ぬさ)を届ける係です。現在はその代理である勅使代が行列に参加します。

斎王制度は皇女が神に仕える制度でしたが、13世紀に廃止に。昭和31年(1956)からは、京都在住の未婚女性が斎王の代わりに斎王代をつとめています。十二単に身を包み、輿に乗った斎王代は、行列の中でもひときわ華やかです。

下鴨神社と上賀茂神社で行われる社頭の儀では、勅使が天皇の御祭文を奏上し、神職から返祝詞(かえしのりと)が行われた後、舞殿の周りを馬をひいて歩く牽馬(ひきうま)の儀、舞楽・東遊(あずまあそび)の奉納が行われます。下鴨神社での社頭の儀は12:00に始まり、14:20に下鴨神社を出発します。

路頭の儀は自由に見学可能ですが、京都御苑と下鴨神社参道には有料観覧席もあります。今年はイヤホンガイドがセットになった葵祭まなび席、イヤホンガイド以外に記念品もセットになった葵祭ロイヤルシート、英語解説付き席も登場。4月3日(火)から販売開始になります。(葵祭ロイヤルシートは4月2日(月)から)

数が限られているので、購入予定の方はお早めに。詳細は下記Webページでご確認ください。

https://www.kyokanko.or.jp/aoi/kanran.html

賀茂祭(葵祭)の他の主なイベントは、

流鏑馬神事(やぶさめしんじ):5月3日(木)13:00~15:30 下鴨神社

明治初期にいったん廃止になりますが、昭和51年(1976)に葵祭の行事として行われることになりました。狩衣姿の射手が、疾走する馬に騎乗しながら3ケ所の的に矢を放ちます。

賀茂競馬(かもくらべうま):5月5日(土)10:00~ 上賀茂神社(競馬会の儀:13:00、左右の馬の競駈:14:00ころ)

寛治7年(1093)に始まった行事で、もともとは旧暦の5月5日に行われていました。舞楽装束を着た乗尻(のりじり・騎手のこと) が左右2組に分かれ、1対1で馬の速さを競います。宮中で行なわれた「菖蒲の根合せ」で、左方の人が賀茂社に願かけして勝ったことから、最初の勝負は左(赤い装束)が勝つことになっています。また、左が多く勝つと、その年は豊作になるといわれています。

御蔭(みかげ)祭り:5月12日(土)9:30~ 下鴨神社

御蔭祭りは、御蔭山にある摂社・御蔭神社に行き、「御生木(みあれぎ)」という神の依り代である榊の木を櫃(ひつ)に納め、下鴨神社に戻ることから始まります。御蔭神社は玉依媛命が賀茂別雷命を産んだ場所といわれています。

途中はトラックやバスで移動しますが、「路次祭」開催中の摂社・賀茂波爾(かもはに)神社や下鴨神社近くでは神職や氏子が練り歩きます。また、下鴨神社の手前では櫃を神馬に乗せて渡御します。その後、糺の森にある切柴(祭祀場だった場所)で16:00から舞楽・東遊(あずまあそび)が奉納されます。

同じく5月12日の夜に開催される上賀茂神社の御阿礼(みあれ)神事は、御阿礼野(みあれの)にある御阿礼所から神霊を榊に遷しかえ、上賀茂神社に持ち帰る行事です。第二次世界大戦後、進駐軍によって京都ゴルフ倶楽部となった場所で行われますが、非公開のイベントです。

開催期間
2020年5月15日(金) ~ 2020年5月15日(金)
開催時間
10:30~15:30
(雨天の場合、翌日に延期)
正式名称
葵祭(あおいまつり)
住所
京都御所(きょうとごしょ):京都市上京区京都御苑内

下鴨神社(しもがもじんじゃ):京都市左京区下鴨泉川町59

上賀茂神社(かみがもじんじゃ):京都市北区上賀茂本山339

料金
無料

有料席:

一般席:2,700円(京都御苑・下鴨神社参道)

葵祭まなび席(162席):5,000円(京都御苑のみ)

葵祭ロイヤルシート(72席):7,000円(京都御苑のみ)

英語解説付き席:3,700円(京都御苑のみ)

内容や日時が変更になる場合がございますので、
最新の情報は対象施設またはイベントの運営事務局までお問合せください。

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