11/15～11/15

法住寺の身代不動尊大祭～赤・青・黒鬼が踊る鬼法楽～　

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永祚元年（989）に藤原為光によって創建された法住寺。応保元年（1161）には、その場所が後白河法皇が院政を敷いた法住寺殿となりました。今も隣に建つ三十三間堂は、法住寺殿の敷地内に建てられたお寺です。

寿永2年（1183）、法住寺合戦で木曽義仲が法住寺殿を襲った際、天台座主の明雲大僧正は敵の矢に打たれましたが、ご本尊である身代り不動尊の助けがあり後白河法皇は難をのがれることができました。

後白河法皇が亡くなられた後はそのお墓が造られ、妙法院の別院として身代り不動尊が崇敬を集めました。明治時代になり、後白河法皇陵は宮内庁の管轄となったため、大興徳院と名前を変えます。昭和30年（1955）、大興徳院から再び法住寺と名前を変えました。

身代不動尊大祭の採灯大護摩供は、天狗が先導して、松明と剣を持った赤鬼、まさかりを持った青鬼、槌を持った黒鬼が踊りながら回る鬼法楽から始まります。

不動堂前で山伏問答が交わされた後、山伏は東・南・西・北・護摩壇の斜め上に向けて弓を射ります。

その後、奉納された護摩木数万本を護摩壇でお焚き上げを行い、身代り不動尊に開運厄除け、商売繁盛、交通安全、家内安全などを祈願します。

法住寺Webサイト　http://hojyuji.jp/

開催期間: 2019年11月15日(金) ～ 2019年11月15日(金)

開催時間: 邦楽奉納：13:00～
採灯大護摩供：14:00～

正式名称: 身代不動尊（みがわりふどうそん）採灯大護摩供（さいとうおおごまく）

住所: 法住寺（ほうじゅうじ）：京都市東山区三十三間堂廻り町655

料金: 護摩木：1本200円

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