06/15～06/15

八坂神社の例祭～東遊と綾小路流による朗詠～　

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八坂神社の例祭は、御祭神ゆかりの日に開催されます。御祭神である祇園神は、牛頭（ごず）天王（素戔嗚尊（すさのおのみこと）、八柱御子神（やはしらのみこがみ）、櫛稲田姫命（くしいなだひめのみこと）の総称です。

本殿前の舞台では、弥栄雅楽会による「東遊」（あずまあそび）の奉納が行なわれます。東遊は、安閑天皇（531～535）の時代に、現在の三保の松原（駿河国の有戸浜）に天女が舞い降りて踊った姿を見たことから作られました。もともと、東国で行なわれていましたが、9世紀ころに近畿地方でも行われるように。10世紀初頭に楽譜が完成し、平安時代には宮廷や神社で盛んにおこなわれていました。室町時代にはいったん中断しますが、江戸時代に復活します。

東遊は、一歌（いちうた）二歌、駿河歌、求子歌（もとめごうた）、大比礼歌（おおびれうた）の4曲構成で、演奏と舞からなります。演者は束帯を身に着けて登場。高麗（こま）笛、篳篥（ひちりき）、和琴（わごん）、琴持（こともち）、笏拍子（しゃくびょうし）、付け歌（つけうた）が歌を担当します。伴奏だけでなく舞もある曲は駿河歌、求子歌で、6人か4人で舞います。

15:00からは、宮廷歌謡の流派・綾小路流の朗詠による献詠披講式（けんえいひこうしき）も開催。献詠披講式は、明治時代までは旧華族である向陽会の会員のみが行っていましたが、現在は神職が中心に行っています。宮中で行われる「歌会始」のような儀式です。

八坂神社Webサイト　http://yasaka-jinja.or.jp/

開催期間: 2019年6月15日(土) ～ 2019年6月15日(土)

開催時間: 例祭（大祭）：10:00～
献詠披講式　：15:00～

正式名称: 例祭

住所: 八坂神社：京都市東山区祇園町北側625

料金: 無料

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