イベント情報

07/0107/31

祇園祭~絢爛豪華な山鉾巡行がクライマックス~ 

葵祭・時代祭と共に京都3大祭りの1つで、東京の神田祭・大阪の天神祭と共に日本3大祭りの1つにもなっている祇園祭。八坂神社のお祭りです。

祇園祭は、貞観11年(869)に神泉苑の御霊会で日本の国の数66本の鉾を立てて、疫病退散を祈願したことに始まります。天禄元年(970)から毎年6月14日に定例の神事となりました。応仁の乱の後、国家主導から大衆が主導のお祭りに変わります。

祇園祭は7月に1ヶ月間に渡って行われるお祭りですが、一番有名なのは山鉾巡行です。

祇園祭を主要行事に絞ってご紹介します。

●お迎提灯と神輿洗式

大松明の火から落ちる灰で神輿の通る道を浄める「道調べの儀」が行われた後、素蔓鳴命(すさのおのみこと)を祀る中御座の神輿を四条大橋の中央までかつぎ、鴨川から汲んだ水を榊の枝でふりかける「神輿洗い」が行われます。「神輿洗い」の水しぶきをうけると無病息災で過ごせるといわれているため、それにあやかろうと観客も多く集まります。

江戸時代から始まったお迎提灯は、京都市役所前で鷺踊などを踊った後、八坂神社の石段下で神輿を迎える子供を中心とした行列です。

●前祭 宵山・屏風祭

もともと1日だけ開かれていた宵山。訪問客の数を分散させるため、宵々山が始まったのは昭和46年(1971)のこと。現在は宵々々山を含め、3日間開かれます。

くぎを使わずほぞ差しし、藁(わら)縄を使用して建てられた山鉾が展示され、夜店も立ち並ぶ宵山。厄除けちまきの授与も行われます。ちまきは食べるものではなく、家の玄関に飾る茅萱(ちがや)を巻いて作るお守りです。

旧家が玄関などを開け放って、普段はしまってある屏風などを飾り、通行人に公開する「屏風祭」も宵山の見どころの1つ。

●前祭(さきまつり) 山鉾巡行

明治10年(1877)に新暦に開催日を変更し、前祭が7月17日・後祭が7月24日となりました。昭和41年(1966)から前祭に1本化されますが、平成26年(2014)から後祭が復活しました。

14世紀ころに山鉾の原型が登場。安土桃山時代から江戸時代にかけて各山鉾はゴブラン織や西陣織などを飾るようになり、動く美術館とも呼ばれるほど、絢爛豪華になりました。最大の山鉾は高さ25メートル、重さ12トンほど。

山鉾の種類は鉾、傘鉾、曳山、舁山(かきやま)の4種類からなり、前祭には合計33基のうち23基が登場します。

前祭 山鉾巡行の見どころは、四条麩屋町での長刀鉾(なぎなたぼこ)に乗った稚児が行う注連(しめ)縄切り。四条河原町、河原町御池での山鉾の辻回しです。辻回しでは、割った竹を地面に敷き、その上に水をかけ、交差点で山鉾を引っ張って直角に回転させます。回転させるまでの回数が少ないほど、観客の声援も盛り上がります。

カマキリのからくりが人気の蟷螂(とうろう)山もお見逃しなく。

●神輿渡御

前祭 山鉾巡行の終わった夕方、神輿3基が八坂神社から河原町通などを通り、四条寺町にある御旅所へ向かいます。神輿3基は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)を遷した中御座。櫛稲田姫命(素戔嗚尊の妻)を遷した東御座、八柱御子神(素戔嗚尊の8人の子供たちの総称)を遷した西御座からなります。1100年以上続く行事です。

●後祭(あとまつり) 山鉾巡行と花傘巡行

大船鉾が150年ぶりに復興されたことをきっかけとし、平成26年(2014年)から復活した10基による山鉾巡行。

花笠巡行は、山鉾巡行が1本化されたことに伴い、昭和41年(1966)から始められた行事。祇園甲部・宮川町・先斗町・祇園東の芸妓・舞妓さんも隔年交替で参加する1000人の行列です。

後祭 山鉾巡行と花笠巡行は、ほぼ同じ時間帯に開催されます。

●還幸祭

御旅所に置かれていた3基の神輿が又旅社で祭礼を行った後、八坂神社へ戻ります。八坂神社の末社である又旅社は、祇園御霊会が開かれた神泉苑の跡地にあります。

 

祇園祭は無料で見ることができますが、御池通の有料席も販売されます。

チケット販売は6月6日(水)の予定です。詳細は下記Webサイトでご確認ください。

https://www.kyokanko.or.jp/gion/index.html

開催期間
2020年7月1日(水) ~ 2020年7月31日(金)
開催時間
主な行事:
お迎提灯:7月10日(金)16:30〜21:00
神輿洗式:7月10日(金)20:00〜20:30
前祭 宵山・屏風祭:7月14日(火)〜7月16日(木)
前祭 山鉾巡行:7月17日(金)9:00~13:00ころ
神輿渡御:7月17日(金)18:00〜
後祭 宵山・屏風祭:7月21日(火)〜7月23日(木)
後祭 山鉾巡行:7月24日(金)9:30〜 12:00ころ
花傘巡行:7月24日(金)10:00~
還幸祭:7月24日(金)17:00ころ~
神輿洗式:7月28日 (火)20:30~ 
正式名称
祇園祭(ぎおんまつり)
住所
八坂神社:京都市東山区祇園町北側625
料金
無料

有料席:3,180円(予定)

内容や日時が変更になる場合がございますので、
最新の情報は対象施設またはイベントの運営事務局までお問合せください。

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