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05/1805/18

上御霊神社の御霊祭~御霊会が起源のお祭り~ 

上御霊神社は、延暦13年(794)、非業の死を遂げた怨霊・早良親王を祀ったことにはじまります。かつてあった上出雲寺の鎮守社だったという説も。上御霊神社は、京都御所を守護するため西向きに建てられています。創建当時から皇室と縁が深く、現在の本殿は、宝暦5年(1755)に賢所(かしこどころ)御殿を移したものです。境内にあった御霊の森は、応仁の乱がはじまった場所でした。

貞観5年(863)に神泉苑で上御霊神社の神霊を招き開かれた御霊会 (ごりょうえ)が、京都で最も古い御霊会です。御霊会とは、華やかな飾りつけや歌舞音曲などで怨霊に楽しんでもらい、疫病や天変地異を鎮めるための祭礼です。

もともと仏教的な色合いが強い御霊会として行なわれていましたが、鎌倉時代からは御霊祭として毎年開催されるように。庶民が主催で行なわれていたお祭りですが、後鳥羽上皇・亀山法皇・足利将軍もご覧になったそうです。応仁の乱でいったん中断し、明応7年(1498)に復活しました。

5月1日に、神輿に神霊を遷す社頭の儀(神幸祭)が行なわれます。明治のはじめまでは「中御霊社」と呼ばれる御旅所がありましたが、現在は御旅所がないため、神輿は御霊祭の開催期間(渡御之儀まで)はそのまま上御霊神社に置かれます。

5月18日には渡御之儀(還幸祭)を開催。江戸時代までは7月18日に神幸祭、8月18日に御霊祭(還幸祭)が行われていました。

渡御之儀では、御所車と3基の神輿、剣鉾などが氏子区域を巡幸。上御霊神社は氏子区域が広いため、区域を南北に分け、隔年で練り歩きます。

御所車(牛車)は、慶長年間(1600年頃)に後陽成天皇から寄進されたもの。3基の内2基の神輿は、文禄4年(1595)後陽成天皇と元和5年(1619)後水尾天皇からいただいた鳳輦(ほうれん)を造り替えたものです。安産の神輿という別名も。室町時代には剣鉾は50本あったそうです。

巡幸ルートである京都御所の朔平門前では、恒例の「神輿振り」(神輿を持ち上げて激しく揺らす動作)が行われます。

5月17日夕方の宵宮からは、境内に露店も登場。御霊太鼓も披露されます。

開催期間
2020年5月18日(月) ~ 2020年5月18日(月)
開催時間
祭儀:11:30、巡幸:先頭12:30、最後尾13:00予定
(2017年の情報)
正式名称
御霊祭(ごりょうまつり)
住所
上御霊神社・御霊神社(かみごりょうじんじゃ・ごりょうじんじゃ):京都市上京区上御霊前通烏丸東入
料金
無料

内容や日時が変更になる場合がございますので、
最新の情報は対象施設またはイベントの運営事務局までお問合せください。

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