嵐山・松尾・太秦
芸能人が多く訪れる車折神社
車折神社は、平安期の儒学者で、舎人親王の子孫にあたる清原頼業(きよはらよりなり)を祀る神社です。文治5年(1189)に亡くなった清原頼業は、清原家の領地であった現在の社地に埋葬されました。その後、法名にちなみ、「宝寿院」という寺も造られます。天龍寺が創建されると、「宝寿院」はその末寺となりました。
車折神社と呼ばれるようになったのは、13世紀のこと。後嵯峨天皇が乗っていた牛車の棒(轅・ながえ)が折れて、車折神社の前で動かなくなったため、門前右側の石を「車折石」(くるまざきいし)と名づけ、「正一位車折大明神」の位が贈られたためです。
清原頼業を祀る本殿は、宝暦2年(1752年)に造られた、入母屋造・銅板葺総檜造の建物です。平成26年(2014)に改修工事が行われました。清原頼業は「約束を守る神」として知られ、特に、学業アップ、商売繁昌、売掛金回収に御利益があります。
お参り方法ですが、まず、裏参道沿いの円錐形の立砂「清めの社(きよめのやしろ)」をお参りされると、悪運を浄化できると言われています。
その後、社務所で「祈念神石」を授与し、本殿で「祈念神石」を両手ではさんで願い事をします。「祈念神石」はかばんに入れて持ち歩き、願いが叶ったら近所で拾った石にお礼を書いて本殿前に奉納。「祈念神石」は返納所にお返しします。
境内には、清原頼業と同じ一族である清少納言を祀った、才色兼備にご利益がある清少納言(せいしょうなごん)社。金運と美の神である弁天様を祀る弁天神社もあります。
車折神社の名を有名にした芸能神社は、天宇受売命(あまのうずめのみこと)を祀った芸能・芸術関係の運気がアップする神社です。神社の周りには、芸能人の名前が書かれた朱色の玉垣が並んでいます。
他に、車折神社の宮司でもあった富岡鉄斎の筆による「車折神社碑」や筆塚なども見所です。
車折神社は、桜や紅葉の隠れた名所としても知られています。
- 正式名称
- 車折神社(くるまざきじんじゃ)
- 拝観・開館時間
- 9:00~17:00
- 住所
- 京都市右京区嵯峨朝日町23
- TEL
- 075-861-0039
- 拝観料
- 無料
- 休日・休館
- 無休
- 交通案内
- 京福電車 車折神社駅下車 徒歩約1分
市バス・京都バス 車折神社前バス停下車 徒歩約1分
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