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利休好みの庭がある智積院

利休好みの庭がある智積院

智積院は、真言宗智山派の大本山です。紀州にあった根来寺(ねごろじ)の塔頭がはじまり。根来寺は、巨大であったため豊臣秀吉と対立。天正13年(1585)、根来寺のあった根来山全体が焼き討ちに遭ったため、智積院の玄宥(げんゆう)僧正は高野山に逃げます。秀吉の没後、慶長3年(1598)に、智積院を京都の東山に再興することを決めました。

慶長6年(1601)、徳川家康に豊国神社の一部を与えられて再興。大坂夏の陣で豊臣家が滅んだ後、豊臣秀吉が淀君との長男・鶴松の菩提を弔うため建立した祥雲禅寺も寄進され、正式名称も五百仏山根来寺智積院(いおぶさんねごろじちしゃくいん)と変わります。明治33年(1900)に、かつて智積院で仏教について学んだ全国の約3000の寺院が集まって、智積院を総本山と決定しました。

金堂は、明治15年(1882)に焼けた後、1975年(昭和50)に新たに建てられたもの。ご本尊は大日如来で、地上と地下に各一体ずつ安置されています。

平成7年(1995)には、祥雲禅寺の法堂をもとにした講堂(方丈殿)が再建されました。

大書院東側に位置する名勝庭園は、桃山時代に祥雲禅寺にあった庭を、運敞(うんしょう)僧正が延宝7年(1674)に修復したものです。中国の盧山を模した築山のある池泉回遊式庭園で、「利休好みの庭」というキャッチフレーズも。祥雲禅寺の庭の設計者は、小堀遠州だといわれています。

祥雲禅寺時代に描かれた障壁画、長谷川等伯の「楓図」や息子・長谷川久蔵の「桜図」は収蔵庫で展示。大書院には、レプリカが飾られています。

正式名称
智積院(ちしゃくいん)
拝観・開館時間
9:00~16:30(受付終了:16:00)
住所
京都市東山区東大路七条下ル東瓦町964
TEL
075-541-5361
拝観料
境内:無料

収蔵庫・庭園(共通券):
大人 500円
高校生 300円
中学生 300円
小学生 200円
休日・休館
12月29日~12月31日
交通案内
京阪電鉄 七条駅下車 徒歩10分
市バス 東山七条バス停下車 徒歩3分

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