【2024年桜特集】東寺（教王護国寺）～ライトアップで楽しむ京都の桜～

お花見は暖かい日差しの中で楽しむのはもちろん、夜桜観賞も外せませんよね。
夜にライトアップされた桜は昼とはまた違った姿を見せてくれます。
寒さ対策をしっかりしたあと、夜桜を見に夜の京都へ繰り出してみませんか。

見事な美しさのしだれ桜

京都には桜のライトアップを行う神社仏閣が多数あり、五重塔で有名な東寺（教王護国寺）もそのうちの一つです。
こちらで特に有名な桜は「不二桜（ふじざくら）」と呼ばれるヤエベニシダレザクラで、2006年に新たに植えられたものなんだそう。
ヤエベニシダレザクラ自体はよく見かけるしだれ桜なのですが、さすが固有名を与えられただけはあり見事な枝振りと花を見せてくれます。

ライトアップで共演！五重塔と不二桜

この不二桜、昼の様子も素敵ですが何より素晴らしいのがライトアップされた姿なんです。
夜の闇に照らされたそのさまは妖艶と言うに相応しいしっとりとした美しさで、思わず視線を奪われてしまいます。
また、同じくライトアップされた五重塔との共演はまさしく絵になるような優美さで、こちらを見るために夜歩きをする甲斐は充分すぎるほどあるでしょう。
他にも境内にはソメイヨシノなど約200本の桜があり、そちらの見応えも抜群ですよ。

京都の象徴とも言える五重塔、そして春の象徴とも言える桜。
二つの共演が見られる東寺を参拝し、「春の京都」の象徴を楽しむのも良さそうですね。